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カーリ()は、風の言い換え(ケニング)として、北欧神話のスールルのうちの1つで言及される、おそらくは巨人の名である。 == 解説 == カーリは、ともに『フラート島本』に残されている『オークニー諸島人のサガ』(en)および『ノルウェーはいかに住まわれしか〔『オージンのいる風景』252頁で確認した表記。〕』(en)にのみ現れる。 そこではカーリが、その父で巨人のフォルニョートの王国の後継者として登場する。 彼の兄弟は火の象徴であるロギ()、そして海の支配者であるフレール()またはエーギル() といわれている。 『如何に-』によれば、カーリの子孫はフィンランドとクヴェンランドの支配者となった。 さらに、カーリは、『オークニー諸島人のサガ』によってフロスティ(。「霜」の意)、あるいは『ノルウェーはいかに住まわれしか』よってヨークッル(。「つらら」「氷」「氷河」の意)と名前をつけられた息子の父となった。 孫はスネー(スナー、スナィルとも。Snær)とされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カーリ (北欧神話)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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